こんにちは、マインドトレーナーのオークラです。

わたくし心理セラピスト、マインドトレーナーなどというものを現在やっておりますが、今から20年ほど前に、不安障害という心の病におちいっておりました。

不安障害におちいっていた当時は、そえはもうつらくて辛くて、毎日が不安との闘いのような日部を送っていました。

今回は、そんなおちいっていた心の病、まずは不安障害に襲われたきっかけとなった、そのときのお話をしたいと思います。

始まりはノロウィルスという言葉

むか~しむかしオークラは、リラクゼーションマッサージのお仕事をしていたのですが、リラクゼーションの仕事を初めて、約5年ほどたったときのことです。

お客様からは、けっこう指名のご予約などをいただけるようになり、気持ちの上ではかなり調子にのっていました。

ですが、どんな仕事でもそうだと思いますが、前もってお客様から予約が入ったら、当日は絶対に休むわけにはいかない、とくに指名の予約をもらったら。

それは寒かった1月頃の話だったと思います。

世間では、ノロウィルスというものが流行りだし、テレビを付ければ、どの番組もノロウィルスの話題でもちきりでした。

ノロウィルスの報道

今では毎年のように出てくる「ノロウィルス」というキーワードですが、その年までは、ほとんど聞いたことのないものでした。

そしてテレビでは、「突然の吐き気、下痢の症状をもよおします。ノロウィルスに注意してください」と、毎日のように呼びかけられていました。

「ふ~ん、ノロウィルスねぁ~」 と自分の中では、さほど気にも止めてもいなかったと思っていたのですが、 ある日のことです。。。

ちょっとした何気ない不安から

その日は日曜日、リラクゼーションのお仕事の稼ぎどころです。

私はその日、 遅番で12時からの出勤。 朝も時間に余裕があるので、ゆっくりテレビを見てからの出勤。

当然その日のテレビのワイドショウ的な番組では、ノロウィルスの話題を特集で取り上げていました。

「またノロウィルスの情報かよ、もっと面白い話題はないのかよ」などと思いながら、そして出勤時間になり仕事場へ。

ただ、その日の前日に友達と夜にファミレスで、ドリンクバーのコーヒーとタバコをガツガツと。

そのせいで、なんだか微妙に胃がもたれて、調子がイマイチ(-_-;)

はじめてのパニック発作の経験

しかし、日曜日はかなり忙しく、その日も予約はびっちり入っているので、そんなことは言っていられない状況。

そして一人目のお客様に入り施術しているとき、「なんだかやっぱり胃がもたれるなぁ~」と思っていたその時 テレビでやっていたノロウィルスの話題のことが頭に浮かび 「ん、この胃の調子が悪いのは、ノロウィルスが 原因じゃないだろうな~」 なんて不安が頭をよぎりました。

そしてその一瞬の不安から、テレビで言っていた「突然の吐き気と下痢をもよおします」という注意が頭にうかび、

突然の吐き気と下痢

「この抜け出せない状況、突然の吐き気と下痢 」

テレビで言っていたその情報が、私の頭の中をグルグルとかけめぐります。

すると、どうでしょう

不安とともに、どんどん気持ち悪くなってくる感じだし、お腹の調子も悪くなってくる感じだし。

「え~っ!!まだ このお客様に入ったばかりだし、施術の時間50分ぐらい残ってるし、このあとも予約がびっちりだし、  ど、ど、どうしよう (;゚Д゚)」

この抜け出せない状況という中で、もう私の頭の中は不安でいっぱいになってしまい、そしてパニック状態へ!!

パニック発作

呼吸の仕方もわからなくなるし、心臓もバックンバックン、足腰に力が入らずガクガクしてくるし 立っているのがやっとの状態。

「ハァハァ、どうしよう、どうしよう (;´Д`)ハァハァ・・・ 」

パニック発作を繰り返す毎日へ

そして、どうにかひとり目のお客様を終えてトイレに駆け込み、でも何も出るものもなし。

気持の悪さと、お腹の調子の悪さは残っているような感じの状態。

それでも、すぐに次の予約のお客様も来るし、トイレでもあたふたあたふた。

そして次のお客様に入ったのですが、

「なんなの、この気持ち悪いの? なんなの、このお腹の調子悪いの? なんなのこれ~!?」

もう頭の中はそのことでいっぱいいっぱい。

力も入らず、足もガクガク、息もゼイゼイ

「ダメだ、ダメだぁ~」

そしてお店のマネージャーに、「いま予約が入っている分で、今日は早引させてください」と告げ、なんとかつらいその日を乗り切り、 翌日の朝、胃腸内科のお医者さんへ。

胃腸科のお医者さんへ行ったのですが、 結局ノロウィルスは見つからず、ですがその日から毎日、胃の調子は優れず、唾液が出ないので口の中はカラカラ、胃の中は熱くなるような感覚。

その日からは毎日が胃薬だより。

心配なので数日後、胃腸科で胃カメラで見てもらっても、胃にはちっちゃいポリープがひとつあるけど、これは問題ないとのこと。

それでも仕事の日はなんだか毎日胃がもたれて気持ち悪く、そして心配と不安で頭がいっぱいに。

お客様に入ると、胃の気持ち悪さと、この施術中という抜け出せない状況で、いつまたあのパニックに襲われるのか、という恐怖。

「大丈夫かな、大丈夫かな!?」

そう思うとまた仕事中、不安に襲われ足腰ガクガク、呼吸もゼイゼイ。

そしてパニック状態に。

仕事の日は、毎日毎日がこんなことの繰り返しでした。

そのときの私は、これが不安という精神的なものからくる気持ちの悪さだということには、まだよく気づいてはいませんでした。

そして心療内科へ

結局、この気持ちの悪さが自分ではなんなのかよくわからず、うつ病を経験したことのある仕事場の同僚から「精神的なものからなんじゃないの」と言われ、とにかくどうにかしたいので心療内科を受診することにしました。

するとその結果、不安障害とのこと。

その日から、お薬のお世話になることになりました。

薬があるとなんとなく安心できるような感じだけど、それでも不安をぬぐうことはできず。

今までは面白がってみていたテレビのバラエティ番組を見ていても、ぜんぜん楽しめないし、何をしていても胃がムカムカしていて、いつまたパニックに襲われるかわからないという不安。

そして、 いつこの状態から回復するのか、回復することができるのだろうか、という先が見えないこの状態。

回復することができるのか

そして、うつ状態へと・・・

たぶんこの時期は、ホントに顔の表情というものがなかったと思います。

どん底まで突き落とされたような。。。

生まれて初めて味わった不安障害という心の病。

まさか心の病というのが、こんなにも恐ろしいものだとは思ってもいませんでした。

これが不安障害とのお付き合いが始まったきっかけでした。

ただ、今思えばその以前から、心配性というのはあったと思います。